【白山開山1300年】自然豊かな白山麓にでかけよう!

2017/07/31


福井・岐阜・石川にまたがる霊峰白山は、今から1300年前、越前出身の僧・泰澄が開山したとされています。霊峰白山は、湧き出る水が各地を潤し、それぞれの文化・産業の源になり、信仰の対象として人々から崇められていました。

白山開山1300年を迎えた2017年は、年間を通して祝うイベント・祭事が行われています。1300年経った現在でも、白山山岳信仰は衰退せず、今では北陸有数の登山スポットとして、多くの登山家、トレッキングを楽しむ方で賑わいます。


~ 自然豊かな白山麓へでかけよう!魅力あるスポットが満載! ~

01■ 国史跡 白山平泉寺 ■

平泉寺は、白山信仰の越前側での拠点として、養老元年(717)に越前出身の僧・泰澄によって開かれたと言われています。最盛期の戦国時代には、48社、36堂、6,000の坊院が達ち並び、8,000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では
最大規模の宗教都市となりました。しかし、天正2年(1574)に一向一揆に攻められ、全山焼失しました。

現在は、全国屈指の規模をほこる国史跡となっています。遺跡の中心である平泉寺白山神社の境内は一面に緑のじゅうたんが敷かれたように、美しい苔で覆われており、「苔寺」とも呼ばれています。

 

 ◆ 白山平泉寺をより楽しむポイント! ◆

 1) 旧参道(牛岩・馬岩)

2つの岩は広大な白山平泉寺にある結界のひとつ。境内へ続く石畳は九頭竜川の河原石を使い、約1000年前に整備されたものと考えられています。

 

 

 


 2)御手洗池(みたらしいけ)

717年(養老元年)に泰澄大師が発見した泉で、ここで現れた女神に白山へと登ってくるようにお告げを受けたとか。平泉寺の名前の由来にもなっています。

 

 

 


 3)参道

杉木立と苔が美しい神秘的な雰囲気の参道。二の鳥居の額の上に屋根があるのは神仏習合の名残りで、1777年(安永5年)に造られたもの。

 

 

 

 


 4)拝殿

江戸時代の絵図に「三十三間拝殿」と描かれている拝殿の、礎石の一部が残っています。諸説あるが、その規模はかなり巨大だったようです。

 

 

 


 5)本社

3つの頂きがある白山。それぞれの神を祀る社が3つ並んでいます。真ん中にある本社には見事な昇り龍と降り龍の彫刻があり、必見です。

 

 

 

 


 6)中世の石畳道

平泉寺六千坊のうち発掘調査を行っている南谷には、3,600坊がありました。計画的に配置された僧坊跡からも巨大な宗教都市だったことがわかります。

 

 

 

 

 7)若宮八幡宮の大杉

「平泉寺7本杉」のひとつで、1574年(天正2年)の全山焼失に耐えて残ったと言われています。若宮八幡宮は境内にあった社で、古い絵図にも描かれています。

 

※参考資料 勝山市役所 観光政策課    白山平泉寺資料より

 

 

※勝山ニューホテルから白山平泉寺までは、お車で約10分です。

 

▼▼ 白山平泉寺公式HPはこちらから ▼▼


 

02■ はたや記念館ゆめおーれ勝山 ■

はたや記念館ゆめおーれ勝山は、織物の世界が楽しめる生きた文化財です。昭和時代に活躍した織物関連の機械が臨場感たっぷりに動く様子は必見。はたおり機を動かしたり、まゆから糸を取ったり、体験しながら織物産業の歴史や織物のしくみが学べます。


手織りコースター体験やまゆ玉クラフト体験も大人気。自分のオリジナル作品づくりが満喫できます。大人から子供まで織物の世界が楽しめる施設です。

 

 

 

 

 

▼▼ はたや記念館ゆめおーれ勝山 公式HPはこちらから ▼▼

 


 

03■ 天空の城 越前大野城 ■

天正3年(1575)、織田信長より大野郡の3分の2を与えられた金森長近により、4年の歳月をかけて築城されました。現在の城は、昭和43年に再建されたもので、城内には歴代城主の遺品が展示されています。10月ごろから4月末ごろ、一定の気象条件がそろった時、雲海があらわれ「天空の城 越前大野城」を見ることができます。


自然石を積み重ねた石垣のお城は思わず見入ってしまうたたずまい。天守閣に入って大野市を一望したり、日本百名山に選ばれた荒島岳を眺めたり、町から見上げる様も絶景です。
 

 

 

 

 

 

▼▼ 天空の城 越前大野城 公式HPはこちらから ▼▼


 

04■自然を歩き、秋の季節を感じよう!■

 

 

◆ 刈込池 ◆          ◆ 九頭竜狭 ◆

【刈込池】

打波川の上流の願経寺山(標高1,690m)のふもとには、ブナやミズナラなどの原生林に囲まれた幅ヶ平があり、その中に周囲400m、水深最大4.5mの刈込池があります。
その昔、泰澄大師が、白山に棲んでいた大蛇を、刈込池にとじ込め(刈り込め)たという伝説から、名づけられたといわれています。

この池に流れ込む小川はありますが、池の水が流れ出るところはありません。
しかし池の水位は一定で、名称の由来といい、周囲の自然を映す静かな水面のなかには、まだまだ人々が知らない神秘が隠れているのかもしれません。

 

【九頭竜狭】

九頭竜川の浸食によってできた峡谷で、大野市勝原地区から仏原ダムをはさんで和泉地区までをこう呼びます。
並行して走る国道158号に沿って変化に富んだ景観が続き、新緑や紅葉のころの美しさは息をのむほどです。